vol_36

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第9回水辺まつり

■開催日:平成24年9月23日(日曜日)
■場所:藻川中園橋 (尼崎市)
(主催:水辺まつり実行委員会、協力:猪名川河川レンジャー)

企画「猪名川博士になろう」で今年も水辺まつりに参加

水辺まつりトップ

猪藻川の中園橋下流の河川敷で開催される「水辺まつり」は、今年で第9回。私たち猪名川河川レンジャーも、猪名川河川事務所と一緒に、「猪名川博士になろう」の企画で参加しました。

当日の朝はあいにくの雨模様で開始時刻を遅らせての開催となりましたが、皆さんの思いが通じてか、オープニング以降は雨にも降られず、多くの人たちが会場に訪れました。

中央の広場を使った、地元の高校生による吹奏楽のパフォーマンスが始まると会場は一気に盛り上がりました。

催しの内容も、「水上で、いろんなボート体験」「探してみよう!おさかな発見」「コンサートのライブ体験」など盛りだくさんで、藻川で採れた魚を試食できるコーナーもありました。どのコーナーも打合せを重ねて企画を練り、思い思いの趣向を凝らして、この日のために準備してきたものです。

あちこちに人だかりができる中で、特に、ボート体験や魚に触るコーナーなど体験型の催しは、小さな子どもたちにも人気だったのが印象に残りました。

■水辺まつり実行委員会

「この日は、猪名川・藻川の清流復元に向けて、川と人との関わりを考え、人々が川辺で交流する日です。」
「川から離れてしまった子どもたちを再び川に呼び戻す日です。そして私たちが川ガキになる日です。」

主催の水辺まつり実行委員会は、この言葉のもと、25を超えるNPO・企業・大学関係者など、個性的な団体と個人で構成されています。

私たち猪名川河川レンジャーも事前の打合せから参加していますが、いつも、皆さんの情熱と行動力に驚かされ、刺激を受けています。

このような川と人とをつなげる取り組みが広がっていくように、私たちもがんばっていきたいと思います。

■河川レンジャーのコメント

栄木さんイラスト栄木Rのコメント
藻川での急な増水や東日本大震災で発生した津波の影響が猪名川でも確認されたことなど、身近な川での現象をとりあげて、今年も防災に関するパネルを用意しました。世代を越えて防災意識を伝えたいと考え、クイズラリーとも連携いたしました。

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レンジャーブースを出展

私たち猪名川河川レンジャーも、猪名川河川国道事務所と一緒に、「猪名川博士になろう」の企画で参加しました。

生き物・防災・水質と、猪名川をいろいろな観点から紹介

栄木レンジャーは、近年、豪雨が増加してきていることを踏まえた防災パネルで、水害への対策や身近な藻川でも急な増水があったことなどを具体的な数字で示し、防災意識の必要性を伝えました。また、世代を越えて防災意識を伝えたいとの思いから、クイズラリーとの連携で子供たちにも目を向けてもらいやすくしました。

河田協力員は、昨年に引き続き、川の生き物の展示企画です。手際よく、魚、カニ、ザリガニやカメなどの生き物が水槽とプールに入れられると子供たちがすぐに集まってきました。もちろん、パネルとメンバーによる解説付きです。一つでも多く名前と特徴を覚えてもらえたら嬉しいですね。

亀井レンジャーは、田中、藤澤、佐藤協力員と協同で、外来種のヌートリアの目撃情報を集めました。地図のうえに目撃ポイントをシールで貼ってもらったところ、藻川では、広く見つかっているようでした。一方で、「ヌートリアって何?」という質問もあり、外来種の問題を知っていただくきっかけとしても役立ったようです。

直接、地域の皆さんと接する機会には、私たちも力が入ります。私たち猪名川河川レンジャーも、水辺まつりには事前の打合せから参加していますが、いつも、皆さんの情熱と行動力に驚かされるとともに、刺激を受けています。

このような川と人とをつなげる取り組みが広がっていくように、私たちもがんばっていきたいと思います。

写真〜河川レンジャーコーナー〜写真〜川の生き物の展示に集まる子供たち〜写真〜大人も川ガキに戻って水槽に注目〜
写真〜ヌートリア情報あつめ〜写真〜集まった目撃情報〜写真〜外来種の説明〜
写真〜防災についてのパネル展示〜写真〜川の生き物を手づかみ〜写真〜カメ!!〜

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