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猪名川河川レンジャー

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活動レポート

ヒメボタル観察会

 ヒメボタルは大阪府と兵庫県のレッドリストに掲載されている重要種ですが、市街地を流れる猪名川の河川敷にも生息しています。猪名川の豊かな自然環境について皆さんに知っていただくために、田中河川レンジャーの主催により、今年もヒメボタルの観察会を開催しました。

  • 日時令和7年5月23日(金) 20:00~21:30
  • 主催猪名川河川レンジャー 担当:田中河川レンジャー
  • 参加者227名
  • 内容①ヒメボタルの特徴や猪名川の河川環境の説明
    ②ヒメボタルが見られる場所への案内
  • 場所猪名川 桑津橋 左岸上流河川敷
  • 協力猪名川ヒメボタルの会
実施場所
開催案内チラシ

 会場に来られた人から順に、ヒメボタルの生態や特徴などを簡単にご説明した後、観察場所まで順次ご案内しました。ヒメボタルは20時頃から草むらで光りはじめ、21時頃には数十匹が発光する様子を見ることができました。気温が低く風もあったため、残念ながら多くのヒメボタルが発光しながら飛翔する光景は見られませんでしたが、草の上でチカチカと光る様子を観察していただくことができました。
 来場者数は昨年を大きく上回り、227名の方にご来場いただきました。ご来場者から、「身近にホタルがいると知らなかった」「ホタルが住める環境を守りたい」「来年もぜひ参加したい」等の感想をいただき、猪名川への関心や、猪名川の環境を守り育てていく気持ちを持っていただく良い機会となりました。

参加者受付
ヒメボタルについての解説
観察したヒメボタル(オス)
参加者アンケート実施の様子

 最寄り駅の「JR伊丹駅」から徒歩10分程度でアクセスでき、また高水敷には舗装された管理用道路が整備されているため、安全にアクセスできる場所です。ヒメボタルは毎年5月中下旬に観察できますので、皆様もぜひ足を運んでみてください。
 また、ヒメボタルのような貴重な生き物が生息する、猪名川の豊かな自然を守るために、皆さんも、ゴミを捨てない・川を汚さない・外来種を持ち込まない等のご協力をお願いします。

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